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政治の結果は、すぐに出るものばかりではありません。
道路を直せば、暮らしはすぐに便利になります。
困っている方への支援も、今必要です。
目の前の課題に、迅速に対応する。
これは政治の大切な役割です。
しかし一方で、教育、子育て、人材育成、防災、インフラ、地域経済。
こうした政策の中には、今日取り組んでも、本当の成果が見えるのは何年も先になるものがあります。
だから政治には、「今、何が必要か」と同時に、
「この判断が10年後、20年後の岩国に何を残すのか」という視点が必要だと私は考えています。
「今」と「未来」は、どちらか一方ではありません。
将来のことばかり考えて、今困っている人を置き去りにしてはいけません。
逆に、目の前の課題だけに対応し続け、将来への備えを後回しにすることもできません。
大切なのは、「今を良くすること」と「未来への土台をつくること」を両立させることです。
例えば、
道路の補修は、今の暮らしを守る。
防災への備えは、未来の命を守る。
子育て支援は、今の家庭を支える。
教育や人材育成は、将来の岩国を支える。
地域企業への支援は、今の雇用を守りながら、未来の地域経済にもつながっていきます。
一つの政策を、「今どうなるか」だけではなく、「その先に何を残すか」まで考える。それが、私の政治判断の基本です。
目の前の課題に応える
- 暮らし
- 子育て
- 地域課題
- 安全
今の政策が、まちの力になる
- 育った子どもたち
- 地域を支える人材
- 強くなった地域企業
- 災害への備え
次の世代へどんな岩国を残すか
- 住み続けられる地域
- 挑戦できるまち
- 持続可能な行政
- 誇れるふるさと
未来を考えて、今の政策を決める。
私が大切にする視点
未来から、今を考える。「今、何をすれば喜ばれるか」だけではなく、「10年後、20年後に必要なことは何か」。そこから逆算して、今やるべき政策を考えます。
将来への負担も、将来への先送りも避けたい。
未来に責任を持つということは、新しいことをたくさん始めることだけではありません。
今の判断によって、将来の世代へ過度な負担を残さないことも重要です。
施設やインフラを整備すれば、建設した時だけではなく、その後の維持や更新にも費用がかかります。
新しい制度を始めれば、将来も継続していくのかを考える必要があります。
だからこそ、「今できるからやる」だけではなく、「将来も続けられるのか」まで考える。
一方で、必要な対策を先送りした結果、将来もっと大きな負担になることも避けなければなりません。
今使うお金。将来かかるお金。そして、生み出される価値。その全体を考えて判断することが必要です。
「未来のため」だけでは、政策になりません。
私は、「未来のためです」と言えば何でも正当化できるとは考えていません。
大切なのは、その政策が本当に必要なのか。どんな成果を目指すのか。そして、実際に成果が出ているのか。そこまで確認することです。
だからこそ、これまでのVol.1〜5でお伝えした考え方につながります。
根拠をもとに考える。新しい技術を手段として使う。成果を測る。限られた財源の中で優先順位をつける。
そのすべての先にあるのが、「10年後、20年後の岩国に責任を持つ」という私の政治姿勢です。
政治は、「次の選挙」だけを見る仕事ではない。
政治家には、市民の皆さまから評価を受ける時があります。選挙です。
だからこそ、短期間で成果が見える政策は分かりやすい。
一方で、教育や人材育成、防災など、成果が見えるまで時間のかかる政策もあります。
私は、次の選挙までに何を見せるかだけではなく、次の世代に何を残せるかを考える政治でありたいと思っています。
もちろん、未来を語るだけでは意味がありません。
目の前の一つひとつの課題に向き合い、小さな改善を積み重ねる。その積み重ねの先に、10年後、20年後の岩国があります。
私が目指す政治
私は、今の暮らしを良くすることと、未来への責任を果たすことを、どちらも大切にしたいと考えています。
目の前の声を聞く。現場を見る。データや根拠を確認する。成果を確かめる。
そして、その判断が未来に何を残すのかまで考える。
派手ではなくても、必要なことを一つずつ積み重ねる。
その結果として、子どもたちが大人になった時、若者が岩国へ帰ろうと思った時、新しいことに挑戦しようと思った時、年齢を重ねても住み続けたいと思った時、
「岩国でよかった」と思えるまちを残したい。
そのために私は、10年後、20年後の岩国から逆算して、今やるべきことに向き合っていきます。
今回のポイント
- 政治には「今」と「未来」の両方を見る視点が必要
- 未来から逆算して、今やるべき政策を考える
- 将来へ負担を残さず、必要な課題も先送りしない
- 未来を語るだけでなく、成果まで確認する
- 次の選挙だけでなく、次の世代に責任を持つ
「次の選挙だけではなく、次の世代に責任を持つ。」
10年後、20年後の岩国から、今やるべきことを考える。
執筆
瀬村 尚央(せむら ひさお)
岩国市議会議員
CHAPTER 1 COMPLETE
政治の考え方
Vol.1〜6では、「どんな政策をするのか」の前に、私が「どのように政策を考えるのか」をお伝えしてきました。
次回からは、この考え方を具体的な政策へ。第2章「子どもへの投資」が始まります。
第2章 子どもへの投資
Vol.7
なぜ「子どもの居場所」が必要なのか
子どもたちが、家庭や学校だけでなく、地域の中にも安心して過ごし、学び、挑戦できる場所を持つこと。なぜ私は「子どもの居場所」が必要だと考えているのか。次回から第2章「子どもへの投資」が始まります。
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