瀬村尚央 政策コラム Vol.5

限られた財源で、最大の成果を生み出すには

「あれも必要、これも必要」。

だからこそ、何を優先し、どこに力を注ぐのか。

税金の使い方にも、明確な判断軸が必要です。

瀬村尚央第1章政治の考え方約5分
目次

「全部やる」が、本当に市民のためなのか。

子育て、教育、福祉、道路、防災、地域経済、公共交通。

行政には、取り組むべき課題が数多くあります。

できることなら、すべてに十分な予算を使いたい。

しかし、使える財源には限りがあります。

だからこそ大切なのは、

「いくら使ったか」だけではなく、

「その税金によって、何が良くなったのか」

まで考えることです。

私は、これからの行政には、限られた財源を本当に必要なところへ振り向け、その成果まで確認する姿勢が必要だと考えています。

「削る」のではなく、「選ぶ」。

財源の話をすると、

「何かを削るのか」

と思われるかもしれません。

しかし、私が目指しているのは単純な予算削減ではありません。

必要なものには、しっかり使う。

将来につながるものには、思い切って力を入れる。

一方で、「以前から続けているから」という理由だけではなく、本当に成果が出ているのかを確認する。

そして、より良い方法があれば改善する。

そのために私は、政策を考える際に3つの視点が重要だと考えています。

「本当に必要か」

「成果が期待できるか」

「未来につながるか」

です。

図解でわかる限られた財源。何を基準に選ぶ?「全部やる」でも、「とにかく削る」でもない。
限られた財源
必要性本当に必要か市民の暮らしや地域課題に必要か
効果成果が期待できるか税金を使うことで何が良くなるのか
将来性未来につながるか10年後、20年後の岩国につながるか
市民にとってより価値のある政策へ必要性 × 効果 × 将来性

政策を選ぶ3つの視点

必要性 × 効果 × 将来性限られた財源だからこそ、「何に使うか」だけでなく、「なぜ使うのか」「何を生み出すのか」まで考えることが重要です。

例えば、企業への支援なら。

例えば、地域企業の人材確保を支援する制度をつくったとします。

「補助金をつくった」

「予算を使った」

だけで終わってはいけません。

大切なのは、

  • 採用につながったのか
  • 採用した人が地域に定着したのか
  • 企業の人手不足の改善につながったのか

その先まで確認することです。

成果が十分でなければ、対象や申請方法、周知方法などを見直す。

そうすることで、同じ財源でも、より大きな成果につなげることができます。

「今」だけでなく、「未来」も考える。

政策には、すぐに成果が見えるものと、成果が出るまで時間がかかるものがあります。

教育、人材育成、防災、インフラ、地域企業への支援。

こうした分野は、今日予算を使えば、明日すぐに結果が出るものではありません。

しかし、10年後、20年後を考えれば、今から取り組まなければならないことがあります。

だから私は、目の前の課題に対応すると同時に、「未来の岩国にとって必要か」という視点を持つことも大切だと考えています。

「今」と「未来」、両方に責任を。
暮らしの課題困っている市民への対応
数年後
地域経済子育て人材育成
10年後・20年後
教育防災インフラ持続可能なまち

目の前の課題を解決しながら、未来への土台もつくる。

Vol.1〜4の考え方は、ここにつながります。

これまで、Vol.1ではEBPM、Vol.2ではAI、Vol.3ではDX、Vol.4ではKPIについてお伝えしてきました。

これらは、別々の話ではありません。

根拠をもとに政策を考える。

AIやDXで仕事や仕組みを改善する。

KPIで成果を確認する。

そして、その結果を次の政策判断につなげる。

すべては、限られた人員と財源の中で、市民にとってより大きな価値を生み出すための考え方です。

Vol.1〜5は、すべてつながっています。
1EBPM根拠から考える
2AI・DX仕事や仕組みを改善する
3KPI成果を測る
4政策判断必要なところへ力を注ぐ
FINAL GOAL

市民の暮らしをより良くする

私が目指す市政

予算を増やすことだけが、政策ではありません。

限られた財源を、どこに、なぜ使うのか。

そして、使った結果まで確かめる。

そこまで責任を持つことが、これからの行政に必要だと考えています。

必要なところには、しっかり力を注ぐ。

成果が出ているか確認する。

うまくいかなければ改善する。

そして、10年後、20年後に必要な政策を選ぶ。

私は、「いくら使ったか」ではなく、「何を生み出したか」を大切にする市政を目指してまいります。

今回のポイント

  • 限られた財源だからこそ、政策の優先順位が必要
  • 単純に「削る」のではなく、必要なところへ力を注ぐ
  • 「必要性・効果・将来性」の3つの視点で考える
  • 予算を使って終わりではなく、成果まで確認する
  • 「今」と「10年後、20年後」の両方に責任を持つ

「いくら使ったか」ではなく、「何を生み出したか」。

限られた財源だからこそ、一円一円の価値を高める市政へ。

執筆

瀬村 尚央(せむら ひさお)

岩国市議会議員

Vol.6

10年後、20年後の岩国に責任を。

政治は、今だけを良くすればいいものではありません。今の決断が、10年後、20年後の岩国をつくります。第1章「政治の考え方」の最終回として、私が政治で最も大切にしている考え方をお伝えします。

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10年後、20年後の岩国に責任を。

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