目次
子どもたちが大人になる頃、社会はどうなっているでしょうか。
AI。
デジタル技術。
働き方の変化。
人口減少。
世界とのつながり。
社会は、これからも変わり続けます。
今の子どもたちが社会に出る頃には、現在は存在していない仕事が生まれているかもしれません。
反対に、今ある仕事のあり方も変わっているかもしれません。
だからこそ、これからの教育で大切なのは、今ある知識を身につけることだけではないと私は考えています。
もちろん、読み、書き、計算をはじめとした基礎学力は重要です。
その土台の上に、自分で考える。
人と協力する。
新しいことを学ぶ。
失敗しても、もう一度挑戦する。
そうした力を育てていくことが、変化する時代を生きる子どもたちに必要です。
「正解を覚える」だけではない学びへ。
学校で学ぶ知識は、子どもたちの将来を支える大切な土台です。
しかし、社会に出れば、必ず正解が用意されている問題ばかりではありません。
地域をどう元気にするのか。
会社の課題をどう解決するのか。
新しいサービスをどう生み出すのか。
人と意見が違った時にどうするのか。
こうした問題には、教科書の最後に答えは載っていません。
だからこそ、知識を覚えることに加えて、「なぜだろう」と考える。
調べる。
人と話す。
自分なりの答えをつくる。
そして、やってみる。
こうした経験を増やすことが大切だと考えています。
変化する時代を自分らしく生きる
一人ひとりの可能性へ
学び続ける力
知識を使い、新しいことを学ぶ
基礎学力
- 読む
- 書く
- 考える
- 計算する
- 基礎学力
- 考える・協働する・挑戦する・選ぶ
- 未来を生きる力
私が考える教育への投資
「答え」を教えるだけでなく、「答えをつくる力」を育てる。
基礎学力を大切にしながら、考える。対話する。挑戦する。自分で選ぶ。子どもたちが未来を切り拓く力を育てることが大切です。
失敗できる経験も、教育だと思います。
挑戦すれば、すべてが成功するわけではありません。
思ったようにできない。
負ける。
間違える。
人とうまくいかない。
そうした経験もあります。
しかし、失敗した時に、「なぜうまくいかなかったのか」を考え、もう一度やってみる。その経験から学べることがあります。
子どもの頃から、小さな挑戦と失敗を経験し、また挑戦できる環境をつくる。
私は、それも教育の大切な役割だと考えています。
- 気づく・学ぶ
- もう一度挑戦する
「やってみる」経験が、子どもの可能性を広げる。
学びは、学校の中だけにあるものではありません。
学校では、先生方が日々、子どもたち一人ひとりと向き合いながら、教育に取り組んでくださっています。
その学校教育を土台にしながら、私は、地域や社会にも子どもたちの学びを広げていくことが大切だと考えています。
例えば、地域の企業を知る。
働いている大人から話を聞く。
スポーツや文化に挑戦する。
地域の歴史を学ぶ。
地域の課題について考える。
こうした経験から、学校で学んだ知識と、実際の社会がつながることがあります。
学校だけにすべてを求めるのではなく、家庭、地域、企業、団体など、それぞれの強みを活かしながら、子どもたちの学びの機会を増やしていく。
地域全体が、子どもたちにとっての「学びの場」になれば、教育の可能性はさらに広がると考えています。
デジタルは、教育の「目的」ではありません。
タブレット。
AI。
オンライン教材。
教育の現場でも、さまざまなデジタル技術が活用されるようになっています。
私は、こうした技術を活用すること自体が目的になってはいけないと考えています。
大切なのは、その道具によって、子どもの理解が深まったのか。
一人ひとりに合った学びにつながったのか。
先生方の負担を減らし、子どもと向き合う時間を増やせたのか。ということです。
デジタルだから良い。
新しいから良い。ではありません。
子どもの成長につながるから使う。
この順番を大切にしたいと思っています。
教育への投資は、岩国の未来にもつながる。
教育への取り組みは、成果が出るまで時間がかかります。
今日学んだ子どもが、明日すぐに地域を支えるわけではありません。
しかし、10年後。
20年後。
今の子どもたちは、社会を支える世代になります。
岩国で育った子どもたちが、世界へ挑戦するかもしれません。
岩国で新しい仕事を生み出すかもしれません。
一度岩国を離れても、経験を持って帰ってきてくれるかもしれません。
どこで活躍するとしても、自分の可能性を広げられる教育環境をつくる。
そして、「岩国で育ってよかった」と思える経験を残す。
それが、将来の岩国の力にもつながっていくと私は考えています。
私が目指す岩国
私は、子どもたちに一つの「正解」を用意するまちではなく、一人ひとりが自分の可能性を見つけられるまちを目指したいと思っています。
基礎をしっかり学ぶ。
興味を持つ。
考える。
人と出会う。
挑戦する。
失敗する。
また挑戦する。
そして、自分の道を自分で選んでいく。
行政が子どもの将来を決めることはできません。
だからこそ、子どもたちが将来を自分で選べるように、可能性と選択肢を広げる環境をつくる。
私は、それが教育への投資だと考えています。
子どもたち一人ひとりの未来へ。
そして、10年後、20年後の岩国へ。
教育への投資を、未来につなげていきます。
今回のポイント
- 基礎学力は、これからも大切な土台
- 知識に加えて「考える・協働する・挑戦する・選ぶ力」を育てる
- 失敗から学び、もう一度挑戦できる経験も大切
- 学校だけでなく、地域や社会にも学びの機会を広げる
- 教育への投資は、10年後、20年後の岩国につながる
「子どもの将来を決めるのではなく、将来を自分で選べる力を育てる。」
一人ひとりの可能性を広げる教育へ。
執筆
瀬村 尚央(せむら ひさお)
岩国市議会議員
Vol.10
子どもの「やってみたい」を、応援できる岩国へ
スポーツ。文化。学び。地域活動。子どもの興味や可能性は、一人ひとり違います。では、「やってみたい」と思った子どもが、一歩を踏み出せる地域をどうつくるのか。次回は、子どもの「挑戦」を支える環境について考えます。
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