AIは、人の代わりになるためのものではありません。
最近では「AI」という言葉を毎日のように耳にします。
「仕事がなくなるのでは?」
「人はいらなくなるのでは?」
そんな不安を感じている方も少なくありません。
しかし、私が議会で提言しているAI活用は、そのような考え方ではありません。
AIは、人を減らすためのものではなく、人にしかできない仕事へ集中するための道具です。
市役所には、人にしかできない仕事があります。
市役所では毎日、
- 市民相談
- 地域課題への対応
- 現場確認
- 福祉相談
- 災害対応
など、多くの仕事が行われています。
一方で、
- 議事録作成
- 資料整理
- 文書検索
- データ入力
- 要約作業
など、時間のかかる事務作業も数多くあります。
これらに多くの時間を使うほど、市民の皆さまと向き合う時間は少なくなってしまいます。
Before
After
AIの本当の目的
AIは人を減らすためではありません。職員が市民と向き合う時間を増やすこと。それが、私が目指すAI活用です。
AIで一番恩恵を受けるのは、市民の皆さまです。
例えば、これまで議事録の作成に2時間かかっていた仕事が、AIの活用によって30分で終わればどうでしょうか。
生まれた時間は、
- 市民相談
- 地域訪問
- 現場確認
- 防災対策
- 子育て相談
など、人にしかできない仕事へ使うことができます。
つまり、AIが便利になるのではありません。
市民サービスが良くなるのです。
AIは「目的」ではなく「手段」です。
私は、AIだけで行政が良くなるとは考えていません。
AIはあくまで、市民サービスを向上させるための手段です。
そして、その成果をデータで確認し、改善を続ける。その考え方がEBPMです。
だから私は、AI・DX・EBPMをセットで提言しています。
私が目指す行政
これから人口減少が進み、行政を取り巻く環境も変わっていきます。
だからこそ、限られた人員と財源で、より良い市民サービスを提供していかなければなりません。
私は、「便利だからAIを導入する」のではなく、「市民の暮らしがもっと良くなるからAIを活用する」という考え方を大切にしています。
これからも、人とデジタル、それぞれの強みを活かしながら、市民に寄り添う行政を目指してまいります。
今回のポイント
- AIは人を減らすためではない
- AIは職員を支える道具
- 市民対応の時間を増やすことが目的
- AIの先にあるのは市民サービスの向上
「AIの目的は効率化ではありません。市民サービスを向上させることです。」
これが私の考えるAI活用です。
執筆
瀬村 尚央(せむら ひさお)
岩国市議会議員
Vol.3
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