瀬村尚央 政策コラム Vol.2

AIは市民サービスをどう変えるのか

AIは職員を減らすためではありません。

市民と向き合う時間を増やすための道具です。

瀬村尚央第1章政治の考え方約5分
目次

AIは、人の代わりになるためのものではありません。

最近では「AI」という言葉を毎日のように耳にします。

「仕事がなくなるのでは?」

「人はいらなくなるのでは?」

そんな不安を感じている方も少なくありません。

しかし、私が議会で提言しているAI活用は、そのような考え方ではありません。

AIは、人を減らすためのものではなく、人にしかできない仕事へ集中するための道具です。

市役所には、人にしかできない仕事があります。

市役所では毎日、

  • 市民相談
  • 地域課題への対応
  • 現場確認
  • 福祉相談
  • 災害対応

など、多くの仕事が行われています。

一方で、

  • 議事録作成
  • 資料整理
  • 文書検索
  • データ入力
  • 要約作業

など、時間のかかる事務作業も数多くあります。

これらに多くの時間を使うほど、市民の皆さまと向き合う時間は少なくなってしまいます。

図解でわかるAIが目指す行政事務作業から、市民と向き合う時間へ。

Before

職員
事務作業に多くの時間
市民対応の時間が少ない

After

AIが事務作業をサポート
職員は相談・現場対応へ
市民サービス向上

AIの本当の目的

AIは人を減らすためではありません。職員が市民と向き合う時間を増やすこと。それが、私が目指すAI活用です。

AIで一番恩恵を受けるのは、市民の皆さまです。

例えば、これまで議事録の作成に2時間かかっていた仕事が、AIの活用によって30分で終わればどうでしょうか。

生まれた時間は、

  • 市民相談
  • 地域訪問
  • 現場確認
  • 防災対策
  • 子育て相談

など、人にしかできない仕事へ使うことができます。

つまり、AIが便利になるのではありません。

市民サービスが良くなるのです。

AIは「目的」ではなく「手段」です。

私は、AIだけで行政が良くなるとは考えていません。

AIはあくまで、市民サービスを向上させるための手段です。

そして、その成果をデータで確認し、改善を続ける。その考え方がEBPMです。

だから私は、AI・DX・EBPMをセットで提言しています。

私が目指す行政

これから人口減少が進み、行政を取り巻く環境も変わっていきます。

だからこそ、限られた人員と財源で、より良い市民サービスを提供していかなければなりません。

私は、「便利だからAIを導入する」のではなく、「市民の暮らしがもっと良くなるからAIを活用する」という考え方を大切にしています。

これからも、人とデジタル、それぞれの強みを活かしながら、市民に寄り添う行政を目指してまいります。

今回のポイント

  • AIは人を減らすためではない
  • AIは職員を支える道具
  • 市民対応の時間を増やすことが目的
  • AIの先にあるのは市民サービスの向上

「AIの目的は効率化ではありません。市民サービスを向上させることです。」

これが私の考えるAI活用です。

執筆

瀬村 尚央(せむら ひさお)

岩国市議会議員

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